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従来の検診では発見しにくかったがんを発見することができます。

 がん細胞は、正常な細胞よりも盛んに活動し、エネルギー源としてのブドウ糖をたくさん必要とします。この特性を利用し、ブドウ糖によく似た薬剤18F-FDG(フルオロデオキシグルコース)を静脈から注射すると活動が盛んな病巣に集まってきます。
その様子をPETカメラで撮影して画像化すると、がん細胞があるかどうかが分かります。



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がんの種類によって異なりますが、多くのがん細胞は約10~20年の長い年月をかけて成長していきます。その後急に成長を早めます。

この増殖をはじめる前にPET検査によって早期発見し、早期治療をしていきます。

 

PET検査は1回で全身の検査ができます。そのため予想外の発見や転移の有無なども調べることができます。

 恐ろしいのは、他へ転移したり、治療後に再発してくる場合があることです。
 PET検査では一度に全身のチェックを行なうことが出来るので、こういった転移したがんを発見することにも力を発揮します。
 また、腫瘍細胞がブドウ糖を集める量(がんの活動量)と、病巣から検出する放射線の量は相関するため、PET検査は、がん細胞の悪性度を反映してくれる検査でもあります。

 

PETでは細胞の活動状態を視覚的にとらえ、がんを発見し、しかも、腫瘍の性質の推測もできます。

 PET検査の結果によって、微小であっても悪性度の高いものであることが分かれば、手術の範囲を広くしたり、抗がん剤を併用するなど、それぞれの状況に応じた治療方針に早いうちから変更することが可能となります。
 また、治療中のがん細胞は、死滅する前に活動性が低下してくるので、PET検査によって、放射線治療や化学療法による効果の判定が今までよりも早い時期 に診断が可能となります。これによって、次の段階における治療方針を早く決めることができるようになります。

 

広がりの程度(病期)の診断ができます。
それによって、治療の選択が決まってきます。

 

治療の効果の判定ができます。
抗がん剤や放射線治療の効果が判定できます。

 

転移・再発が判定できます。

 

PET検査は胃のバリウム検査よりも低い被爆量です。尿の排出などで翌日にはほとんど体内に残りません。しかも副作用の心配もありません。

 従来までの苦痛や不快感を伴う検査と全く違い、着衣のままベッドに寝ているだけの苦痛のない検査です。カメラは、真ん中に丸い穴のあいた装置ですが、大きな音もせず、狭くもありません。30分程度の撮影時間の間、ベッドで安静にしていただきます。
 また、被爆量はX線検査よりも低い被爆量です。18F-FDGもブドウ糖に似た物質で、人体への悪影響はありません。また、この物質の半減期は110分 ですので、約2時間後には半分に減少し、尿からの排泄もあって、翌日には放射性物質がほとんど体内に残りません。

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